Sトロニック
Update : 2007/10/23
“Sトロニック”とは、マニュアル・ギヤボックスのスポーツ性とオートマチック・トランスミッションのアドバンテージを融合した革新のトランスミッションです。
同軸に配置された2本のトランスミッション・シャフトと2つのクラッチそれぞれが1・3・5速(奇数速)と2・4・6速(偶数速)を受け持っており、現在選択されているギヤの前後のギヤをあらかじめスタンバイさせ、クラッチを瞬時に切り替える事で高速な変速を実現します。
通常のトランスミッションでは、クラッチを切っている間にギヤチェンジを行い、そしてクラッチを繋ぐという動作を行っていますが、このように2組のシャフトとクラッチで、あらかじめスタンバイさせておく事によりこのタイムラグを解消しました。
例えば現在2速で走行中の場合…
- シャフト1で2速がかみ合い、動力を伝達する一方、シャフト2では1速と3速を噛み合わせてスタンバイ
- シフトポイントに到達すると、今までシャフト1側の動力を伝達していたクラッチ1を切ると同時にスタンバイしているシャフト2側のクラッチを繋ぐ
- 1速もしくは3速に変速。同時に、クラッチ1側では偶数速のギヤをスタンバイ
なお、同様の機構はフォルクスワーゲン車にも採用されており、こちらは「DSG」という名称で呼ばれています。




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